思い切って始めようとしたら、否定された

こんにちは、カノンです。

思い切って何かを始めようとするとき、あなたはまわりの人に相談しますか?
「いいね!応援する!」という前向きなメッセージをもらえれば嬉しいですよね。
でも現実には、そうでないこともあるものです。

「へーえ、それって本当に大丈夫なの?」
「うまくいくのかしらね…」
「そんなの絶対無理なんだからやめておいたら?」
そんなふうに、否定的なメッセージを送ってくる人も少なからずいることでしょう。

特に、否定的なメッセージを送ってくる相手が親や兄弟姉妹などの身内だったり、信頼している身近な人だったりした場合、「あれ?もしかして私は間違っているのかな?」と、気持ちがブレてしまうこともあるかもしれません。
せっかく決めたのに、そうなってしまっては本当にもったいないですよね。

決断が正しいかどうかは、あなたにしか分からない

まわりの人は、たとえ親や兄弟姉妹などの身内であったとしても、彼らなりの価値観でモノを申してきています。
彼らのこれまでの経験の中から出来上がった「価値観」をベースにして、「それはうまくいかないんじゃないか」「やめたほうがいいと思う」などと、彼らの考えを言っているにすぎないのです。

「あなたのためを思って言ってるのよ」と言っていたとしても、それは彼らの価値判断にすぎません。
本当にあなたにとって必要なのか、必要でないのかは、あなたにしか分からないこと。
そして、うまくいくのか、いかないのかということは、あなたのその後の行動にかかっているのです。

身内だからといって、同じ考えである必要はない

相手が身近な存在であるほど、「自分の考えは間違っていない!」と主張してくるかもしれません。
というのも私たち人間は、自分と親しい間柄の相手には、自分の考えを理解して共感してほしいと願うからです。
家族や身内であるならなおさら、「分かってほしい」「同じ考えであってほしい」という気持ちが強くなるでしょう。

でも、本来は、たとえ家族であったとしても、みんな考え方や価値観が違って良いのです。
親子だから、兄弟だからといって、同じ考え方である必要はまったくないのです。
それを私たちはしっかりと理解しておく必要があります。

そうでないと、「やっぱり親が反対するならやめよう」などと、自分の意思を曲げることになったり、逆に、「これは子供のためにはならないわ」などと、自分の意見を相手に押しつけてしまうことになりかねないからです。

まわりの意見は参考程度に、最終的には自分で決める

もしかしたら、誰かに相談している時点で、まだ自分の中に迷いがあるのかもしれません。
本当は、何の迷いも疑いも持たない状態にまで持っていければ良いのですが、なかなかそこまで思い切るのは難しいときもありますね。

そんなときは、まわりの意見はあくまでも参考レベルとして捉えること。
そして、最終的には自分が決めるのだ、という意思をしっかりと持つと良いでしょう。

「自分で決めたのだ」という事実と認識があれば、たとえそれがどんな結果になったとしても、自分なりに納得することができます。
ですが、たとえば親の意見に従って、自分が本当に望んでいない選択をした場合。
もしそれがうまくいかなかったときには、結果を親のせいにしてしまいがちです。
それでは誰も幸せになりませんよね。

そうならないためにも、いつも「自分でしっかりと決断する、選択する」ということを意識していきましょう。
あなたの心は、ちゃんと答えを知っています。
その声を信じて、一歩を踏み出してみてくださいね。

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