こんにちは、カノンです。

今回から何回かに分けて、西洋占星術で使う惑星の「土星」について書いていこうと思います。

土星は本当に「不運の星」なのか

ちょっと占星術をかじっている方の中には、「木星は幸運の星、土星は試練の星」という理解をされている方もいるのではないかと思います。

確かに、木星は「拡大・発展」の星で、土星は「責任・忍耐」の星なんですね。

理解しやすいためにも、「木星=幸運、土星=不運」という、かなり安直な説明をしている本などもあったりします。

でも、「責任・忍耐」の星だからといって、「試練」または「不運」となってしまうのは、ちょっと土星がかわいそうなんですね。

土星が本来持っている意味

「土星」がなぜ「試練(不運)の星」と言われてしまうのか。

もともと、「土星」には次のような意味があります。

★収縮、減少、凝固、束縛、制限をかける

制限をかけて、ぎゅーっと、きゅーっと固めていくイメージです。
自由に身動き取ることができないんですね。

そこから、「束縛」や「忍耐」という意味が生まれて、「努力」や「責任」となり、さらには「試練」、「不運」という解釈になったのですね。

また、土星はギリシャ神話の「クロノス神」が象徴しています。クロノス神は、時間を司る神様です。
なので、土星は「時間をかける」という意味も持つんですね。

土星は2年半かけて1つの星座に滞在する

さて、土星を理解していくために、2つに分けてみていきましょう。

1つは、現在進行形(トランジット)の土星の動きに注目して、土星が自分の個人天体にやってきた場合の心構えを。

もう1つは、私たち個人個人の出生図(ネイタルチャート)で、土星が何座にあるのか、何ハウスにあるのか。
「土星」は、私たちの苦手意識やコンプレックスも示しているんですね。それは、私たちの出生図(ネイタルチャート)の土星が指し示してくれています。

今回は、前者の現在進行形(トランジット)の土星の動きについて、見ていきましょう。

土星は、約29年かけて、ホロスコープ(12星座)をぐるっとまわります。
1つの星座には、約2年半滞在します。

土星が私たちを「問題」に向き合わせる理由

土星が自分の太陽星座にやってくると、いろいろなことが起こります。

それまで目をつぶってきた何かしらの「問題」があるのなら、それに向き合わざるを得なくなります。

私たちには、問題がいきなり浮上してきたように感じられるので、「土星がやってくると、今までうまくいっていたことがいかなくなった」というように思うかもしれません。

でも、そうではないんですね。いい加減このあたりで決着つけたら?ということなんですね。
ここでしっかりと問題に向き合って、時間をかけて解決していく努力が必要なんですね。

そして、ちゃんと努力したあかつきには、必ず満足のいく「結果」を手にすることができます。
なので、「時間をかけて、忍耐強く整えていく」ということを意識すると良いですね。

土星は「試練」をもたらすように思えるかもしれませんが、それは私たちに必要な「成長の種」なのです。

土星が私たちの太陽星座にやって来るのは、29年に一度のことです。
人生の中でも、せいぜい3回です。
それまでの29年間の成長を確認するためにも、土星がやってきたなら、ぜひ歓迎してみてくださいね。

土星が去った後には「成長」が待っている

他にも、何かしらの責任を伴うことが発生したりしますね。

何らかのプロジェクトを任されたり、結婚をする人もいますね。

「土星」がいるタイミングで結婚する人は、責任感をもって結婚生活に臨むんだな、ということが分かりますね。
「木星」が来ているタイミングで結婚するよりも、より落ち着いていて、地に足がついているイメージになります。

他にも、「離婚」をする人もいるでしょうね。

「離婚」することで、それからの生活に多大な努力が必要になったり、それまでうまくいっていなかった夫婦関係に「離婚」という結果を出したり。

その解釈はさまざまですが、いずれにしても、なんらかの「責任」、「努力」、「成長」、「整理」、「結果を出す」ということを、土星に求められたがゆえなんですね。

土星がいるのは、せいぜい2年半です。

土星が去ったあとには、大きく成長した自分と出合えることでしょう。

忍耐強く努力した人には、必ず満足のいく結果がもたらされるんですよ:)

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